2009年04月27日

ジャズ名盤20(1950-1969)第二回発表ベスト13[Someday My Prince will Come]

の:部長はいったいジャズのアルバムを買うとき何を頼りにしているんですか。やっぱりいろんなジャズ評を読んだりランキングを見たりしてして買うんですか。

部:そういう時期もあったけど、最近はジャケットにつられて買ったり、ライナーを読むと他のアルバムとの関係が書かれていたりするものがあるから、そんな感じで買ってる。

の:うーん、ジャケットと中身ってジャズの場合、一致しないんですよねえ。特にジャケットってみんな演奏者が写っているだけじゃないですか。

部:まあ、そうなんだけど。時々印象深いジャケットがあるからつい買ってしまうんだが。

の:あー!まさか、日本の某レーベルの女性ばっかり写っているああいうジャケットじゃないでしょうね。

部:うーん、まあ某レーベルではないんだけど、特に大物のアルバムで女性が写っているものは確かに気になる。

の:たとえばどんなんですかあ〜!

Someday My Prince will Come. Miles Davis. 1961. Columbia.

Someday My Prince Will Come
Someday My Prince Will Come

部:というわけで、マイルスのアルバムなんだけど、写っているのは奥さんらしい。

の:えー!奥さんですかあ!

部:それからこれは1961年に作ったようなんだけど、ちょうどバックのコルトレーンがもうやめようかという移行期で、代わりにハンク・モブレーが入ってくるんだけど、1のSomeday My Prince will Comeと、5のTeoはコルトレーンが吹いているようだね。Teoはすごいかっこいいんだけど、ハンク・モブレーが吹こうとしたけど「全部吹ききったバージョンは完成しなかった」とライナーに書いてあるから、多分、コルトレーンがほとんど吹いたんだろう。まあ聞くと分かる人にはすぐ分かるかも。

の:なあんか、他のメンバーもすごいですよー。ウィントン・ケリーに、ポール・チェンバース、ジミーコブですかあ!

部:私の持っている盤ではおまけの7にフィリージョージョーンズが戻って叩いているようだ。

の:曲もいいですねえ。じっくりと聞ける穏やかな曲が多いですねえ。なんかすごいジャズらしいというか、ジャズというイメージにぴったりというか。

部:そうなんだ、マイルスを買うと大体ジャズってこういうもんじゃないんだよなあ、という不思議ながっかり感があるんだけど、これは本当にジャズらしいアルバムだと思う。私のお勧めは7のBlues No.2なんだけど、静かで軽やかな刻みの中にマイルスの音が不思議に熱くねばっこく漂っているという感じで。

の:これは買って失望しませんよー。Kind of Blueなんかよりこっちからマイルスを聞き始めればよかったですねー。むひょひょひょ。

[スイングジャーナル誌ランキング:ないんですが、マイルスはこれから入るのもいいかも知れません]

[初心者・入門者へのお勧め度:ジャズらしいメロディーがずっと続く。安心です]
posted by ロック小僧 at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | マイルス・デイヴィス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月20日

ジャズ名盤20(1950-1969)第二回発表ベスト12[Ballads]

の:水曜日はやりましたよ。Night Lightsでワインをきゅう〜と一本空けましたよ。

部:いや、言いにくいが、ワインを飲むときの音はきゅう〜ではないんじゃないかな、きゅっと飲むのは日本…

の:え!そんなことありませんよ、じゃあ、ワインを気持ちよく時の音は何なんですか。ぐびっと行くわけじゃないでしょう。ましてごくごくでもないし。

部:まあ、現代の天啓、グーグルさまによると、ワインは結構ぐびっという音と一緒に共起するようだが、それはあんまり上品な感じじゃないな。まあ、仕方がない。

の:じゃあ、分かりましたよ。普段は好きじゃないけどたまには、日本酒でぐびっとやりますから、だから今日は日本酒でぐびっとできるアルバムを紹介してください。

部:いや、だから、きゅうっと行くのが日本酒だってば。

Ballads. John Coltrane Quartet. Impulse! 1962.


Ballads
Ballads

部:というわけで、いきなり超大物だ。スイングジャーナルでも8位だし。

の:うわー、でも苦手なんですよ彼。またらーぶ・すーぷりーむとか、変なうめき声が延々続くようなアルバムじゃないでしょうね。

部:まあ、論より証拠で聞いてみるのがいいかな。

の:あれ、ああ、なんか聞いたことがあるような曲ばかりですよ。テレビドラマの挿入曲で聞いたか、CMで聞いたか思い出せませんですが。

部:私も思い出せないからしょうがないが、日本のジャズファンには非常になじみが深いようで、あちこちで使われているんだと思う。

の:1のSay itも2のYou don't know what love isもきれいですねえ。うーん。

部:そうだろう、どうもこのアルバムはプロデューサーがわざとコルトレーンにこれまでのプレイとの違いを出させようとして作ったアルバムらしい。その要求をコルトレーンも受け止めて、自分の中でうまく多様性を出してそれを楽しみながら作ったようにライナーでは書いてある。

の:うーん、なるほど、なんか硬派なばりばりのプレーヤーがバラードをやったり、ストリングスとやったりすると嫌われることが多いそうですけど、コルトレーンはうまく自分で消化したということですね。で、部長のお勧めは。

部:7曲目のIt's easy to rememberかな、本当にのびのびとメロディーを吹ききって美しい。

の:なんかこの部長持ってるDelux Editionってもう一枚CDがついてますよ。あ!グリーンスリーブスなんて意外な曲が吹き込まれている!

部:う、うーん、それはご愛嬌なのでは。この頃なぜみんなその曲に狂っていたのか良く分からないが。ロックでもなんとあのジェフベックがやっていて…

の:わーい、これ、もらっちゃいますね!今日は日本酒でぐびっといっちゃいますよ!むひょひょひょ。

[スイングジャーナル誌ランキング:堂々8位です]

[初心者・入門者へのお勧め度:静かな滔々と流れるメロディーの中にもコルトレーンならではの急激なメロディーのアップダウンが現れ、刺激を与えてくれます]
ラベル:バラード
posted by ロック小僧 at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ジョン・コルトレーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

ジャズ名盤20(1950-1969)第二回発表ベスト11[Night Lights]

の:今日はすごいすっごい大物の登場ということですから〜マ○○○・デ○○○とか、ジョ○・コ○○○○○とか、あれ、丸の数が合っているかな。コ○○○○○○か、一個多いか、まあいいや、あるいは部長の嫌いなビ○・エ○○○とかですかー!?

部:なにを暗号遊びみたいなことをやっているんだ。その誰でもない。

の:どひーん、彼ら以外に超大物っているんですかあ?

部:まあ、何に着目するかで超大物というかは変わってくるから。キャリアの長さなら、オスカーピーターソンとかルイ・アームストロングには勝てないし、時代を先取りする力ならマイルス・デイヴィスには勝てないし。自分のスタイルを貫くというんならジョー・パスとかリー・モーガンとか。

の:それはそうですが、今日のはいったいじゃあ、どういう基準で大物とするんですかあ。

部:文化はただでは伝播しない。傑出した才能と情熱を持つ人がいて始めて伝播するという見本だ。

の:げげ、いったいなんですかその話は?

Night Lights. Gerry Mulligan. 1965. Mercury.

Night Lights
Night Lights

部:というわけでジェリーマリガンだ。

の:知ってますよこれ〜。久しぶりにスイング・ジャーナル誌のランクにも出てくるアルバムじゃないですかあ。で、まさか夜景のジャケットがきれいだから勧めるとか…

部:いやいや、さっきも言ったように文化の伝播の話だ。ジェリーは生まれたのはNYで、小さいときに自分の乳母だった黒人女性にかわいがられ、家に遊びに行ったり泊まったりしてそこで集まってくる友達から黒人の教会音楽などを習って音楽に興味を持ったそうな。

の:ほえー。それでなんで彼は有名なウェスト・コーストジャズプレイヤーだとみなされるようになったんですか。

部:え!まだそんなことは話していない(のだめもどきめ、結構ジャズの勉強をしているのか)・・・。何か超能力でもあるのか。

の:いやーそれが、彼はもう高校時代からバンドを組んで、ドロップアウトして、ラジオやら地元のバンドやらをやって、なぜかマイルス・デイヴィスのCool of Birthのアルバムの重要なメンバーで・・・

部:あ!のだめもどき、英語のWikipediaを読んでいる!!

の:そ、そんなことはありませんよ(PCのスクリーンを隠しながら)。でも、東部から最終的にはロスアンジェルスに出てきて、ウェスト・コースト・ジャズの代表プレイヤーになったんですねえ。

部:うん、まあまとめるとそうなんだ。それでこのNight Lightsだが、ジャケットだけでなく、集まったメンバーもすごいし、曲もすごい美しい。

の:アート・ファーマーがトランペットとフリューゲルホルン、部長の大好きなジム・ホールがギターですねえ!

部:そうなんだ。テーマ曲の1と二年後に録り直した7だけじゃなくて、5のFestival Minorでのジムのギターもすごい。

の:なんか、Grover Washington Jr.の「ワインライト」はアルバムの見た目と違ってぜんぜんお酒は飲めませんが、このNight Lightsは飲めますよ!

部:そうなんだ、きっとそれが原因でスイングジャーナル誌でも評価が高いのかと。

の:わーい、これ、ぶっ長、もらっちゃいますね!今日は一人できゅ〜〜と飲んじゃいます。

部:(ワインってきゅ〜〜と飲むものなのだったろうか・・・?)


[スイングジャーナル誌ランキング:96位です。お酒の力ってやっぱりすごい]

[初心者・入門者へのお勧め度:どの曲も美しく時にせつなく、物悲しく。お楽しみください]
posted by ロック小僧 at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ジェリー・マリガン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月12日

ジャズ名盤20(1950-1969)第二回発表雑談その2

の:名盤を5枚紹介すると一回雑談になるんですよねえ。

部:そうなんだ、それで今日の雑談のテーマなんだが…

の:ずばりどうしてトリ・アモスなんか聴くのか?先週答えになってませんでしたよ。しかもどうもトーリ・エイモスと本当はつづられるみたいですよ。ブログを書いて数時間後すでにGoogleでトリアモスの検索語でこのブログがダントツ上に表示されましたよ。このブログ影響力大きいですよ。分かっているんですかあ?

部:む、そうみたいだ。だが以前アメリカに住んでいたときの記憶ではトリ・アモスと発音していたような記憶がなんたらかんたら。

の:あ!またごまかしているです。ごまかしはいけませんよ。このほたるさんが許しませんよ。

部:ほ、ほたるさんってのだめもどきじゃなかったのか。いつから雨宮ほたるになったんだ。私は部長とはいえ、君とそんな関係はないぞ。

の:のだめもどきを卒業してほたるもどきを目指しているんです。

部:まあ、のだめよりはほたるの方が少し清潔な感じが…ってそういう問題ではないだろう。

の:ところで、なんか音楽を勉強のため時々聞かなきゃいけないなんていってましたが、これまでどんな曲を勉強したんですかあ?

部:む、最初は家族がクラシックを聞いていたから、なんかそれが耳にこびりついて…兄なんぞは学校の音楽の教師になってしまったし。

の:じゃ、好きじゃないのに勉強で聴いたのって、クラシック以外になんですかあ?

部:ビートルズの中後期とかは結構苦しいけど聴いた。T.REXとかオーティス・レディングとかスライ・ストーンとか、エマーソンレイク&パーマーとかアートオブノイズとか、クラフトワークとかプリンスとかはかなり勉強のつもりで聴いた。

の:わー、くせのある人たちばっかりですね。

部:ポップスだと好きでもないのに、カーペンターズとかジャニスジョップリンとか。まあ、キャロルキングとかエアサプライとか元々好きなのもあるが。

の:何のために勉強するんですかあ?いろんなジャンルの多聴ってなんか役に立つんでしょうか?

部:ま、コード展開を考えたりメロディー回しをぱくったりという実用面もあるけど、同じジャンルの好きなのだけ聴いていると刺激がなくなるから。

の:ジャズだとどんな人でお勉強するんですかあ?

部:マイルス、コルトレーン、モンク、ハンコック、一般的にスイングジャーナルベスト100に出てくるアルバムのほとんどが聴きづらい、お勉強用アルバムだと思う。アメリカ人が選んだプレイボーイ誌編集のアルバムにはほとんど出てこないアルバムばかりだ。むしろプレイボーイ誌のアルバムには楽しい曲、心に残る曲が満載だ。

の:どひーん!そうなんですかあ!

部:まあ、音楽を聴く目的はいろいろあるから、しかめっつらをして難解なものをうーんうーんとうなりながら聴くのも間違いではないが…もっと楽しい!と感じるものから聴き始めるのが近道なのではないかと思う。

の:だからこの第二回発表では基本食を薦めていたんですね!でも、基本はいいんだけど、マイナーなものも多かったですよお。そろそろ有名人も出してください!

部:そうだね、ちょっとは有名どころも入れていかないと。というわけで、次の発表に続きます。次回は結構大物の出演です。皆さんお楽しみに。
posted by ロック小僧 at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月09日

ジャズ名盤20(1950-1969)第二回発表ベスト10[Blues Sonata]

の:うわーい、なんかすっごいイレギュラーなんですけど、いいんですか、木曜日に書いたりして。

部:うん、最近はRSSリーダーとかなんとかいうお知らせみたいなのをつけている人が多いから多分大丈夫だ。

の:なんかすごい言い訳がましいですよ。それに知ってますよ部長、さっき部長の机をのぞきき込んじゃいましたよ。

部:え!何を発見したんだ?

の:部長、ジャズに飽きてきたんじゃないですかあ、なんか違うっぽいアルバムを発見しましたよ、ダイアナ・クラールみたいだけどぜんぜん違う、トリ・アモスっぽい人のアルバムがちらっと引き出しにありましたよ。

部:な、どういう視力をしているんだ、3.0ぐらいあるのか、アフリカの原野で10キロ離れたところにいるライオンを目視できるのか。

の:なあんでトリ・アモスなんか買うんですか。

部:いや、それが音楽はただ楽しいとかそういうものだけじゃなくて、時には音楽性を高めるために勉強というか研究というかあえて複雑なものを聞かなければならないときがうんたら、かんたら。

の:何を言い訳しているんですか、じゃあ、もう今日の一枚行っちゃいますよ!

部:うわ、ちょっと待って!心の準備がまだ!

Blues Sonata. Charlie Byrd. 1961. Riverside.


Blues Sonata
Blues Sonata

というわけでせっかく60年代に突入したのになんかあまり聞いたことのない人です。チャーリーといえば、普通はチャーリーパーカー、バードといっても普通はチャーリーパーカーなのですが、合体させてチャーリーバードにするとなぜかギタリストになります。

それも実は隠れてすごい人です。実は私がジャズを聴き始めたのはやっぱりジャズギターというものを知りたかったから、勉強したかったからなのです。

ところが、買うアルバム、買うアルバム、さっぱりギターが入っていません。

これは何かおかしいのでは?ロックならギターの入っていないアルバムなんてありえないのだが…と悩みつつもギターのないアルバムを買い続けました。

最初っからウェス・モンゴメリーやジョー・パス、ジャンゴ・ラインハートでも買えばいいんじゃないの、ばっかだねーと思ったかもしれません。でも私はひねくれていて普通のジャズバンドで普通に弾くジャズギターとはどういうものなのか勉強したかったのです。

そのとき、おいちゃんの店で、大安売りのかごに放り投げられているこれを偶然買いました!なんだか盆栽の失敗作がずらりと並んだ変なジャケットなので買いましたがギタリストだとは知りませんでした。

それでどんな人か分からないまま聞いてみると、おお!こ、これはすごいぞ。

ジャズをギターでやっている!ソロ、バッキング、コード弾き、アルペジオ、とにかくギターでやれることは何でもやっていて、すごい魅力的。

リズムも乗れているぞ!なんかクラシックっぽいときもあるぞ!すごいテクニシャンだと思ったら実はなんとクラシックギター出身なんだそうな。

それもあって一番かっこいいのはクラシックの陰影が非常に濃く出ている2曲目Ballard in B Minorです。次の3曲目Scherzo for an old shoeもメンバー間のすごい掛け合いでスリリングです。ハワイの高木ブーのウクレレ風の4曲目Alexander's Ragtime Bandもいけてます。なんかそういう名前の日本のバンドが昔あったような。

ギタリストだったらコピーしたくなります。音楽作る人なら勉強したくなります。最初から最後までなるほどギターでジャズはこう弾けばいいのかと納得します。

これは本当に1961年のアルバムなんでしょうか?

[スイングジャーナル誌ランキング:順当に入っていません。存在が地味ですから…]

[初心者・入門者へのお勧め度:ギターのテクニックが全て入っています。パコデルチアあたりが好きな人にもお勧めです]
posted by ロック小僧 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ名盤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月05日

ジャズ名盤20(1950-1969)第二回発表ベスト9[The shape of Jazz to Come]

の:なんかすっかりこのスタイルでブログが進行してますけれど〜。前はもっと社会に対する辛口の意見とかもあったような〜。部長これでいいんですかあ。なんか久しぶりに日曜日に発刊されたのはいいんですけどお。

部:ま、まあ仕方が無い。死なないで運動も始まっていることだし、こんな感じのほうが解説とかしやすいかも。

沢城こゆきさんの歌う「死なないで」


の:沢城こゆきさんって、普段は大学生なんですかあ、ジャズとかブルースとかそういうのを歌ってそうな感じですけど。

部:それが、尋ねたところ、普段はアニメソング愛好会に入って歌っているとか・・・

の:どっひゃーん!本当ですか!?なんだかもっと大人っぽい声ですけど!?

部:いろいろ歌えて本当うらやましい。というわけでゆっくりとですが、ブログ「死なないで運動」の方で死なないで運動を展開しています。よろしくお願いします。

死なないで運動
http://shinanaide.seesaa.net/?1238596769

の:じゃあ、そろそろ久しぶりにランキング発表、いってみようかあああ!


The Shape of Jazz to Come. Ornette, Coleman. 1959. Atlantic Records.

The Shape of Jazz to Come
The Shape of Jazz to Come

の:げげ?この人ですか?ちょっと苦手な人なんですけど。どうして前二回のような聴きやすい歌ものとかにしてくれないんですかああ。

部:歌ものの良さは否定しないが、これは50年代という一つの時代が変るそのときに出た貴重なアルバムだからと思って紹介するんだ。

の:でも後で「フリージャズ」をやった人でしょ。ちょっと聴いてみてもいいですか。うーん、変なメロディーですけどこれは聴けますね。

部:そうだろう、しかも何回も聴いているとなんか病み付きになるというか。1曲目のLonely Womanとか。メロディーも変かもしれないけどしっかりしているし、サックスの技巧もなんかきらきら輝いていて、オーラがある。セロニアス・モンクも実験的なところと超絶技巧の両方があると思うが、オーネットの場合、明らかにその時代でやりうることは極限までやってしまいましょうという感じだ。

の:50年代が終わって、60年代に入ると突然音楽が進化するんですよね。R&Bもロックもポップスも。

部:まあ、そうだ。大体音楽は20年に一回極端に進化するように思うんだが。80年代がMTVの力を借りてものすごい勢いで進化したのと同じように、60年もものすごい怒涛の勢いだったんじゃないのかな。

の:そんな感じだから、50年代の末に出たこれは今後のジャズの幕開けを感じさせる一枚というわけですね。むひょひょひょ、一人で聴いちゃおーと。


[スイングジャーナル誌ランキング:これが入っていないのは仕方が無いかもしれません]

[初心者・入門者へのお勧め度:誰にとっても聞きやすいというわけではありませんが、時代の転換点を知るには最高の一枚です。ロック好きなら抵抗はありません]
posted by ロック小僧 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | オーネット・コールマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月01日

「死なないで運動」は活動を終了しました

昨年四月一日よりスタートしました死なないで運動は活動を終了することにしました。

死のうと考えている方たちを引き止めることはとても大切ですが、それ以前の段階で、生きて行きたいという気持ちを育てて、そのための力や意思、スキルをつけるような活動のほうが実りがあるのではないかというメンバーの考えからです。

応援くださった皆様ありがとうございました。これから時期を見て、違う趣旨の活動を開始し対と思います。

昨年の運動開始時のものは下に保存しておきます。

ロック小僧

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のだめもどき(以下「の」):わー、部長、やっちゃいましたねえ。二週間以上お休みでしたよー。

部長(以下「部」):そうなんだ、申し訳ない。読者の皆さん申し訳ありません。

の:いくら年度末の決算で忙しいからってこれはやりすぎじゃないですかあ〜。もう読者もいなくなっちゃんたんじゃあ?

部:それが発行していないにもかかわらず、毎日15人ぐらいの皆さんが来てくれていたみたいで、本当にすみません。

の:すみませんで済むかなあ?部長を許す代わりに今日はどんなスペシャルリクエストを出そうかな。

部:それが突然なんだけど、いよいよ「死なないで運動」がスタートしたんだ!今日はその報告ということで・・・

の:え!じゃあ、歌を歌ってくれている沢城こゆきさんの大学の学期末試験は終わったんですね!

部:そうなんだ、それで一生懸命歌ってくれて、私も毎日30分だけ、SONARと格闘して、ようやくできた。読者の皆さん「死なないで運動」よろしくお願いします。

の:わーい。よろしくお願いしまーすって歌のファイルはどこに置いてあるの?

部:新しい専用のブログを開きました。

死なないで運動

http://shinanaide.seesaa.net/?1238596769
(クリックすると新しく開設したブログに飛びます)

そこでダウンロードできるようになっていますが、ロック小僧のためのジャズ入門読者の皆さんは以下でもダウンロードできます。



みなさん、どんどんダウンロードしてください。

の:今年も五月がもうすぐそこまで来てるわよ。私たちにできることを今すぐしなきゃ。なきゃ〜〜

部:次回からはレギュラーな名盤発表に戻れそうです。「死なないで運動」のほうもよろしくお願いいたします!
posted by ロック小僧 at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 死なないで運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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